●申請のオンライン化
AAA(American Arbitrators
Association) 米国 BBB(Better
Business Bureau)米国
日本の裁判申し立てでも、オンラインでの申請手続きができるようになっていますが、同様に米国のこれらの機関では、ADRの申請が行えます。BBBでは消費者からの申し立てが中心であり効果をあげています。
●金額交渉の自動化
Cybersettle 米国
デモビデオでは、保険金の金額合意で、双方がブラインドビディングと呼ばれる方法でコンピュータ上での交渉を紹介しています。双方は相手の提示金額を知らないまま、3段階の提示金額を入力し、双方の提示金額が一定ラインに達すると最適な合意金額を表示して双方に示します。1998年から20万件以上を合意に導きました。
●交渉プロセス推進の管理と支援
Smartsettle カナダ Mediation room イギリス Juripax(多言語対応) オランダ
申し立てから始まって反論、それに対して質問や証拠の提示など、必要なプロセスが実際のADRと同じように順を追って進められるようになっています。論点が複数あればそれにも対応し、欧州圏では多言語の対応もできます。
●ビデオ会議方式
MediateMe.com 米国
当事者も仲裁者も文字の情報交換に加えて、オンラインビデオ会議での話し合いを行うことができる。また、仲裁者の得意分野や時間都合なども調整し、まさにオンラインでのADRができるようになっている。
●高層マンション専用のコミュニティ型
HighRise マレーシア
居住者専用のコミュニティの機能を併せ持っっている。紛争解決より、紛争防止するための地域のコミュニケーションの活性化を推進する。
●市民法廷型
SideTaker 世界の皆に決めてもらおう 米国 eBay Resolution Center 米国
専門家の第三者も参加できるようになってはいるが、基本的には市民が当事者同士または不特定多数の市民の意見によって結論が導きだされる。eBayでは、年間4000万件の取引トラブルが扱われている。
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